橘の字の浮世語り [立花家橘之助/ZIP-0060]

橘の字の浮世語り [立花家橘之助/ZIP-0060]

販売価格: 2,727(税別)

(税込: 3,000)

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商品詳細

天才的な三味線の名手として知られ、寄席で主任を常に務めていたといわれる初代 立花家橘之助が昭和10年(1935年)に他界。
この大名跡を実に82年ぶりに復活させた二代 立花家橘之助の初めてのCD。
初代のそして「浮世節」の代表曲「たぬき」はもちろん、江戸末期から明治、大正の頃の、20曲以上の流行歌をメドレーで唄い上げる「吹き寄せ」など、気風のいい唄からしっとり聴かせる唄まで、全14曲+1曲の「浮世節」をたっぷりとお楽しみください。

Kitsunosuke Tachibanaya "Kitsu no Ji no Ukiyogatari" 10.8.2024
Kitsunosuke Tachibanaya the first was a renowned master shamisen player, and was a regular headliner at yose, Japanese vaudeville theaters.
82 long years after the death of the original in 1935, another shamisen artiste and singer succeeded to this traditional name and thus the first CD by Kitsunosuke Tachibanaya the second was created.
The album includes 'Tanuki', typical of Ukiyobushi*, which was also a specialty of the first Tachibanaya, and 'Fukiyose', a medley of over 20 pieces of popular music from the end of Edo, through Meiji and into the Taisho period (late 19th to early 20th centuries). It features 14 tracks plus 1 extra track of Ukiyobushi, and is packed with variety of tunes ranging from uplifting to rather reflective.

*Ukiyobushi:
A type of Japanese traditional pop music established by Kitsunosuke Tachibanaya the first around Meiji 20 (1887) . It was popular from that time through Taisho to the beginning of the Showa period (end of 19th to early 20th century).

【 商品情報 】
タイトル:橘の字の浮世語り
アーティスト名:立花家橘之助
発売日:2024年10月8日
制作企画:株式会社 現音舎
発売元:ジパングプロダクツ株式会社
価格:¥2,727 (税抜) ¥3,000 (税込)
品番:ZIP-0060
JANコード番号:4582271151071
ジャンル: 純邦楽

【演奏者】
立花家橘之助(唄・三味線)
桂 やまと/望月初秀樹(小鼓、締太鼓、大太鼓、木魚、銅鑼、当り鉦、柝)
古今亭 志ん雀 (篠笛)
柳亭 市童(大太鼓、締太鼓、当り鉦)
録音:2019年4月27日〜2024年6月6日

【 収録曲 】
1. 角力甚句
2. 有明の
3. 吹き寄せ(ほこりたたき)
4. かんちろりん - かえるひょこ
5. おいとこ
6. 品川甚句
7. たぬき
8. 茄子とかぼちゃ
9. 東雲節
10. 両国風景
11. とっちりとん
12. 冬は嬉しや - 三国富士節
13. おてもやん
14. 見世物小屋
<ボーナス・トラック>
15. たぬき(舞踊版)

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< 二代目 立花家橘之助 プロフィール >
東京都台東区は浅草の生まれ。
女優を目指していた大学生のときに、俳優養成所で三代目 三遊亭圓歌にスカウトされ、三味線漫談家「三遊亭あす歌」で初高座。
 平成4年(1992年)寄席では初代にあたる「小円歌」を襲名。生粋の寄席育ちで、数少ない女流三味線漫談家として長年寄席に出演。
「かっぽれ」「奴さん」などの寄席踊りや「吉原木遣り」、扇子を20本以上操る「松づくし」なども継承。夏の恒例興行「住吉踊り」(浅草演芸ホール)では師範代を務め、日本舞踊花柳流の師範「花柳鳳千佐」でもある。
 平成29年(2017年)二代「立花家橘之助」を襲名。
現在、落語協会理事も務める。

「浮世節」とは…
初代 立花家橘之助が明20年ごろより家元として名乗り始めたたと言われており、大正を経て昭和初期まで流行していた演芸です。 


桂 やまと
落語家。平成11年七代 桂 才賀に入門、「才ころ」を名乗る。「才紫」を経て、真打昇進を機に三代「桂 やまと」を襲名。邦楽囃子 望月流の名取「望月初秀樹」でもある。

古今亭 志ん雀
 落語家。平成18年六代 古今亭志ん橋に入門、「志ん坊」を名乗る。「志ん吉」を経て、真打昇進を機に「志ん雀」に改名。噺家の間では篠笛・能管の名手として有名。

柳亭 市童
 落語家。平成22年四代 柳亭市馬に入門、「市助」を名乗る。二ツ目になった際に現在の「市童」に改名。令和7年3月に真打昇進と共に四代「松柳亭鶴枝」を襲名する予定。前座時代に各寄席の一番太鼓を敲いて修行した太鼓の腕は確か。

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